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EROSMAN

第11章 Dの名を持つ幼女

5メートルくらい吹き飛ばされたDはしばらく空を見ながらボーっとしていたが、急に笑いだした。
「アハ、あのお姉たん、おもちろい能力を使うみたい。き~めた!あのお姉たんの、能みそを食べちゃお~っと!アハアハアハアハアハアハハハハハハハハハ!」
Dは標的を決め、走りだす。高らかに笑いながら。

一方こちら研究施設。巨大なカプセルの中には、数多の幼女がいた。カプセルにはDの文字。
すると、一人の男性がカプセルの前に歩み寄る。
「・・・この失敗作達をどうするか・・・。しかし、我はこの子達を外に出してあげたい。」
男の年齢は40代半ばくらい。そして、命と書いてあるシャツを着て、ダメージジーンズを履いている。
すると一人の研究員が「ダメですよ。コイツら出したら、人類は滅亡しますよ。冗談抜きで・・。」
と言った瞬間、研究員の額に投げナイフが刺さった。
「・・うるせぇんだよ、ゲス。俺が外に出す、て言ったら出すんだよ。」
刺された男は舌をだらんと出し、痙攣したあと、動かなくなった。
「・・さて、ではこの子達を解放しようか。」
男は再度そう言うと、怪しい笑みを浮かべた。

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