無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

一方こちら病院、鬼帝の病室。
「ん？今幼女が私を呼んでいた気がした。」
鬼帝は目を開けた。
「痛!くそ、腕が痛い！」
鬼帝は右腕を抑えながら苦しそうにいう。
「・・・あの子、可愛いかったな。噛まれたけど。てか、何だありゃ！」
鬼帝が外を見ると、巨大な、自分を襲った幼女がいた。
「どうなってんだ！いったい。」
鬼帝は病室を飛び出し、病院の外へと出た。
「くそ、あの幼女を・・犯す！」
鬼帝は右腕を押さえながら巨大な幼女へと向かっていく。
一方、こちらDと土鈴。
土鈴はゆっくりとDに近づいていく。
「嫌！誰か！たちゅけて！」
Dは前に倒れそうになりながら逃げる。
「何を怖がる事があるんだ？妹達と融合して、完全なDになれるんだ。」
土鈴はニヤニヤしながら近づいてくる。
「しかも、D。お前に帰る場所があるのか？お前は家族がない。頼る人がいないだろう。だからお前は融合して私と一緒にこの世界のアダムとイヴになるんだ。」
「おい！何してんだ！」
Dは歩みを止めた。そして、土鈴も歩みを止め後ろを振り向く。
「・・・何だ貴様。」
土鈴はその声の主に問いかける。
「私か・・・私は破浪 鬼帝だ！その幼女から離れろ！」
猫の被り物を被ったヒーローは、自分を襲った幼女を守るため立ち上がる。