アイツが私のご主人様!?
第2章 バレた秘密。
「矢沢、席に座れ。」
『は、はい。』
教室の窓側の一番後ろ。
日当たりが良い、自分の席に座る。
「おはよ!りお。」
『お、おはよ~…
一宏…///。』
隣の席の一宏が声をかけてくる。
朝、一宏とのちょっとえっちな夢を見ちゃったから……
思わず顔が赤らむ。
そんな、わたしの様子に一宏は気づく様子もなく……
「りお、教室に入ってくるタイミング悪すぎだろ。クスッ
転校生が挨拶してる時に、入ってくるか?普通(笑)」
『う、うるさいわねぇ…!
しょうがないでしょ、寝坊しちゃったんだから~~…。』
「てかさぁ、
すっごい人気者だな!転校生。」
『ん?』
ふと、神崎くん……だっけな
まあ、転校生を見ると
女子たちに囲まれていた。
女子から、すごい人気者だな。
*