
うちのねこ
第4章 その日の夜
「「「「ごちそうさまでしたー」」」」
「あー腹一杯。もう食えないよ。」
「オレもー。」
「咲!あんたみーちゃんに電話しなよ。」
「うん。」
ピッピッピッピッピッピッ………
プルルルルルル プルルルルルル
………。
ガチャッ
『はいもしもし、佐伯ですけども』
「こんばんは。夜遅くにスミマセン。田口です。みーちゃんいますか?」
『あぁ、ウチだよ。ところで、猫聞いた?』
「うん!okだって!」
『まじ!?よかったぁー。』
「うん!『ちゃんと世話しろよ』だって(笑」
『アハハッ、じゃあ今週の土曜日に咲っち行くよ。』
「わかった。お母さんに言っとく。」
『ん。んじゃ、また明日!』
「また明日~。バイバーイ。」ガチャッ
「みーちゃんなんだって?」
「土曜日につれてくるだってさ。」
「そうなんだ。じゃあ明日学校が終わったら準備しようね!」
