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自分の部屋に戻った咲。口を大きく開けて立ち尽くすしかない状況になっているようです。

ミャーン

咲「ハク？これ全部あんたがやったの！？」

なんと、教科書やノートには噛んだ跡、ペン立てはひっくり返り、床には物が散乱していて、カーテンからは数十本の糸が出ているのです。

さすがの咲も怒りそうになりましたが、間一髪でとどまりへなへなと座り込みました。

(子猫だからしょうがないか。まだうちに来たばっかりだもんね。)

ハクは最初は突然来て立ち尽くす咲に驚きベットの下で固まっていましたが、座り込んでしまったので心配になりました。

咲「ハク、おいで」

咲に呼ばれましたが、まだ自分のことだとはわかりません。ですが、何か面白そうな音がするのでゆっくりと近づきます。


カラカラ…カラ…

なんでしょう？獲物かな？