狂愛
第1章 沙紀
「あっ…あンッ…ハァ」
『お、起きたか?』
―グチュ、チュッ
「ひぁッ…あンッ…たく…ヤメッ…ンぁッ」
『おはよう、沙紀。お目覚めに、一回イっとく?』
―グチャグチャッ
指の動きが激しくなる
「あぁッ…あひッンぁ…あぁぁッ!!」
『ふふッ、朝からイっちゃったね。可愛い、相変わらず感度良好』
「ハァ…ハァ…な…んで…こんな事…ハァ」
『あぁ、沙紀の寝顔見てたらムラムラしちゃって☆』
「ハァ…こんな朝早くから、なんて奴だ」
『そんな怒るなって。下、濡れてるクセに』
―ピチョッ
「ぁッ!…触らないで」
『えー、そう言われると触りたくなる~。
あ、コレ…使って見よっか』
―ヴィィィィン
「何ソレ…ンアァァァッッ」
『バイブ、極太のやつ。気持ちいい?もっと奥まで入れてあげるよ』
―グッ
「いゃぁッンァッひぁ…ぁああ!!」
『もうイっちゃったの?さすが。早いねぇ、でもまだ抜いてあげない。』
「あッんぁっひぁッ」
『楽しそうだね沙紀。どうせだから、手足縛ってみよっか』
どこから持ってきたのか、拓は長いロープで手足を縛り、ベッドに繋げた。
逃げられないように、暴れられないように。
『ふふッ、縛られた沙紀、超可愛いよ』
「あぁッぁひッンア…いャぁッ…ほ…どいてぇッ」
『いつかね~』
「い…つか?…ンぁあッ」
『うん。あ、そういえば、駅前のTSUTAYAにDVD返すの忘れてた、ちょっと返してくるね。あと沙紀、さっきからアンアンうるさいから、コレしててね』
そう言って、私に開口具をつけ、中にハンカチを詰めた。
「ぁッンァングッゥ…ンー!」
そして、私を放置し、出て行ってしまった。