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狂愛

第4章 インフル

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だいぶ時間がたった…
もう夜だろうか

拓はまだ寝てるのかな

目が見えないのはとても困る…


拓『ん~…ぁ…沙紀?』

…今起きたか

拓『夜か?…アレ…沙紀が縛られてる(笑)』


わ…笑われた…


拓『ん?…あ、そかw俺が縛ったんだっけ

さ~きっ

もう反省した?』


頷けば解いてくれるだろうか…

「ンッ!ンゥ!」

コクコクと必死に頷く


拓『フフッ…いい子

じゃあ解いてあげるよ』

やった!

拓『もう俺から離れちゃダメだよ~?

もしまた離れようとしたら今度は一生解いてやんない』

と、恐ろしいことを楽しそうに話しながら、拓は解いてくれた。もちろん、アイマスクとボールギャグも。

「ふぅ…つかれた

あ、調子はよくなった?」

そう言って拓を見たら

「え!」

顔…青すぎ……

拓『まだちょっとだけ調子悪い』

「いやいやいや、ちょっとじゃないだろ。てかそれインフルだよ拓

病院いこ?」

拓『まだ間に合う?』

「ギリギリw

急いでいけば間に合うよ。てか病院すぐそこだし

ほら行こ」

拓『あー(´Д`)ハイハイ』

そうして2人は急いで病院へ行ったのでした

結果はやはりインフル

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「そりゃインフルじゃない、わけがない」

拓『鼻、突っ込まれんの超痛かった(泣)』

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