
とってもエロい話
第1章 1201744
2cmの間でやり取りされる腋で、人がこんなにも幸せになれる単純な生物で良かった
絡めあう舌と舌、いやらしく音を立てる唾と唾、僅かに触れ合う鼻と鼻
「んぁっ……むはっ…あっ……」
友美は酸素を求めて必死に呼吸しようと息継ぎを探す
けど僕はいつまでも友美の唇を蹂躙し続けるからそんな隙は全くない
次第に手で僕を叩く力が強くなり、我慢の限界が来て引き離す
「っくはぁ……はぁ…………苦しいよ。湯浅くん」
性欲よりも命の呼吸を求めた人間の顔というのは、芸術的に美しい
涎で濡れた唇も淫乱さを増していてかなり魅力的!
もっとも、僕を引き離した時点でこいつの人生はブラックに染まることが決定した訳なんだけれども
