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紅桜学園イケメン部!

第14章 運命の日




バンッ!!!!


俺には何が起こっているのか分からなかった。

彼女は彼の股に蹴りを入れ、その場に倒れ込んだ。


ドザリ
カラン…

ナイフが床に落ちた。それを急いで拾ってポケットにしまう。


瑠菜は満面の笑みだった。

「あ、あたしも一ヶ月の間何もしてない訳ないでしょ?

空手とか護身術とか、色々練習したんだから!」


俺は何だか可笑しくなった笑ってしまう。

・・・笑ったのはいつぶりだろう?

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