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紅桜学園イケメン部!

第14章 運命の日



そう、安堵した時だった。



俺は一瞬の隙で果物ナイフを手から奪われ、男は瑠菜の方へ走り出す。

瑠菜の首筋にナイフが当たる。

…やられた。


「俺に指図するとは良い度胸じゃねぇ~の?

恵子を殺してやる・・・」


俺は瑠菜を人質に取られたら、何も出来ない。



瑠菜は声をあげるわけでも無く
震える訳でも無く、

じっとしていた。

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