紅桜学園イケメン部!
第16章 相変わらず
結局、カフェ「HONEY」につくまで、瑠璃はあたしをからかってきた。
「ただいまー!」
部屋の中は何というか
…空気が重たい。
みんなの表情も。
怖いんですけど。
睨まないでくれます?みなさん。
「お菓子とかジュース買ってきたし、
パーティーしよ?」
あたしは袋の中身をテーブルに出していく。
「ほら、こーんなに!」
お菓子を見せてやると、凛くんが食いついてきた。
「お腹すいたなー!
ここじゃあれだし要ん家行くか!!」
「そーだな!行こうぜ~」
拓也もいつもみたいに笑ってる。
…なんの話してたのか知らないけど、暗い顔してるなんて、らしくないわね。