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「あーもう！瑠璃の馬鹿野郎！
あたしは乙女なんだぞ？
女なんだぞ？」


突然買い物をしようと言い出した瑠璃は、お菓子やらジュースやらを大量にかごに入れた。


紳士瑠璃ならひょい、と買い物袋を持ってくれる筈なんだけど…

当たり前のようにあたしが持たされて、文句をぶーぶー言った。


「はは、女なんだね」

「―――なんかむかつく！

男に見える？
確かに自分で反論出来ませんけど！男に生まれててもあんまり変わらないんだろうけど！」


もー怒った！もう良いよ！
瑠璃なんて・・・

「分かってるよ、みなみちゃんほど女の子らしい子はいないよ？」

そう言って、ひょぃっと袋をあたしから奪い取る。

…何なんだよ。

そんな女の子扱いされるとドキドキしちゃうじゃないか。

これならあたしが持ってた方が良かった。