紅桜学園イケメン部!
第2章 突然の呼び出し
「というか、何であたしを知ってたの?」
「知ってるも何も、・・・ほれ」
あたしに携帯を差し出す。
ある動画。
「バン!!!!!!!
ざけんじゃないわよ!!
あんたの所為でどんなけ理穂が悲しんだと思ってるの?
そうやってあんたが浮気してるの見ても、ずっと耐えてたんだから。
・・・あんたなんて、ゴミクズ以下よ。
ほんっとに、最低!」
見覚えが・・・
見覚えが…、
「げ!?」
あたしじゃんか!何で?
「部室から、丸見えだったよ?」
最悪だ。何で撮られてるのさ!
あたしの華麗な回し蹴り。
…パンツ見えそうじゃんか!
短くしてなくて良かった。
してたら確実に…。
「ってそうじゃなくて!
犯罪よ?これは」
「勝手に始めたのはおめーらだろーが」
優雅が鼻で笑った。
確かにそうですけども!