紅桜学園イケメン部!
第3章 想像以上なメンツ達
「ふぅー、みなみちゃん。タオル」
あたしにタオルを求める要。茶髪が汗で滴っている。
・・・水も滴るいい男?違うか。
ファンの子がタオルやら水やらを持ってスタンバイしているのを完全スルーだ。
どうしたどうした?
投げ捨てるようにタオルを渡したら、『ふふっ』と鼻で笑われた。
この人、時々考えてる事が分からないから嫌なんだよな。
分かるのは度Sに見せかけて、実は案外度Mな事。
「みなみちゃん!俺の汗ふいてー」
「はいはい」
あたしは手際よく凛くんの体の汗をとる。
・・・もはやお母さんみたいですよね?
いいもん、いいもん。
お母さんでもおばさんでも。
「拓己くん、ほらタオル」
「どーも」
タオルを受け取って、拓己くんは意味不明な行動に出た。
あたしにタオルを求める要。茶髪が汗で滴っている。
・・・水も滴るいい男?違うか。
ファンの子がタオルやら水やらを持ってスタンバイしているのを完全スルーだ。
どうしたどうした?
投げ捨てるようにタオルを渡したら、『ふふっ』と鼻で笑われた。
この人、時々考えてる事が分からないから嫌なんだよな。
分かるのは度Sに見せかけて、実は案外度Mな事。
「みなみちゃん!俺の汗ふいてー」
「はいはい」
あたしは手際よく凛くんの体の汗をとる。
・・・もはやお母さんみたいですよね?
いいもん、いいもん。
お母さんでもおばさんでも。
「拓己くん、ほらタオル」
「どーも」
タオルを受け取って、拓己くんは意味不明な行動に出た。