テキストサイズ

紅桜学園イケメン部!

第36章 理解できる気持ち


「まぁ…確かに狂ってるね」



悠人の気持ちは狂ってる。
だけど…それは分かる。



「まぁー引いても良いよ」
「…でも、何となく分かる」


数秒の沈黙の後、
ゆっくり答えるあたし。



「あたしも・・・
同じ気持ちになった事
何度もあるから」


「…」


悠人は何も答えない。

あたしは彼を見ながら、
ゆっくり口を開けた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ