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紅桜学園イケメン部!

第4章 モラルの無い奴ら

「何ででしょうかって、しらねぇよ!」

優雅が苛々したように答える。まぁーそうだよね。

「でも俺可愛いから男にカウントされないよね?
俺が一番好きでしょ?」

凛くん。それあたしが頷いた所で嬉しいのか?
俺は女に見える?って質問に変換できるぞ。

「そうじゃない?」

だから、あやふやな返事にしておいた。


「みなみちゃーん!」

「ぎゃっ!」


酔っぱらい要があたしに抱きつく。

「「なっ!!」」

他の男達もぎゃーぎゃー騒ぐ。

「要離しなさいよっ」

「んーみなみちゃん、良いにおい~」

だからキャラ変わってるんだって。止めてよ。
もうちょっとライオンみたいな・・・百獣の王って感じだったのに。

今は懐いた猫ちゃんだ。

ネコとかのたぐいは凛くん担当なのよ。
被っちゃうのよ?

「こんな奴に抱きついても、
特がねぇーよ」

隣で失礼な事を言う優雅に一発お見舞いしてやった。

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