無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「きゃあああ！」

肌寒くなる中。女子達は相変わらず健全です。


「かーなめくぅぅん！」
「りぃーんちゃぁん！」

アイドルかっての。

あたしは無駄にキラキラしたやつらに舌打ちして、ボールをひたすら磨いた。

「ほら要、パス！」

「おい瑠璃、ほら！」

「いっけー」

ﾀﾞﾝｯ！

瑠璃くんのアタックの声はやる気がないのに、一瞬ボール見えなかった。

…敵にまわしちゃいけないきがする。この人危険だわ。

改めて瑠璃くんの謎度アップだ。