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紅桜学園イケメン部!

第7章 それらの事情


「拓己、みなみちゃん可哀想だろ!」

バシッと凛くんの一撃。さすが凛くん。
みんなのウサギさんだ。
その姿も可愛いな。


だけど、あたしは知らなかった。
凛くんの所為で、

…男子が意味の分からないやる気を出す事を。



「みなみちゃぁ~ん!勝ったらご褒美ちょうだいね~」

凛くんがあたしに満面の笑み。
それはもう、可愛すぎる。

思わずその誘惑にまけたあたしは、首を上下に振っていた。



「え、マジ?俺は夜のお供をお願いしよ~」

と訳の分からなん事を言い出す拓己。


「俺様の奴隷にしてやろー」
とえげつない笑顔で言う優雅。


「楽しみだねぇ?」
と不敵に笑う瑠璃。…怖いっす。


「ふふっ…、俺はなー」
要なんかノリノリ過ぎて
キャラ崩壊し過ぎてた。


おいおい、凛くんだけだろ?
お前ら関係ねぇだろ?

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