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真実の愛

第3章 突然


「本当にこれで終わりなのか…



俺たち…。」


舞美はコクリとうなずいた。




俺は黙ったまま。





「隆也…



ごめん…あたしもう行かなきゃ…







さよなら…




大好きだった……」





舞美は行ってしまった。









俺の手から指輪が落ちた。








俺たちは終わってしまった。



もう元に戻れないんだ…







「愛してたよ…




舞美…」












ごめんな舞美…


この時の俺は舞美の事なんて全然分かってやれなかった。

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