真実の愛
第6章 互いの本音
黙ったままだった舞美が口を開いた。
「あたしね
不安だったんだよ……
隆也に別れよってゆったのに
毎日頭の中から隆也の事が離れない。
でも
あたしの病気がどんどん進行していくにつれて隆也にも迷惑かけちゃうんだよ?……
それでも…
いいッ…」
俺は舞美が最後まで言い終わる前にキスをした
舞美は涙をポロポロ溢しながら
ちゃんと俺のキスに答えてくれる。
「愛してるよ……舞美……もう一度言う。俺と結婚してください…」
「うん……隆也愛してる
あたし頑張るから…ね病気と戦う」
こうして俺はもう一度舞美にプロポーズした。
大丈夫だよ…
舞美……
そう思ってたけど
時間はあまりにも早く過ぎていく…。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える