テキストサイズ

届きそうで、届かなくて、、、届けたくて。

第5章 episode4 ~*噂の*~

「誰アンタ。」





私が出た瞬間、まるで人が変わったかのように、声質が変わった






唯「あなたこそ、、誰ですか?




私は、、和くん、の彼女です、」



私も負けじと女の人に言い放つ





「アンタ、随分と生意気なこと言うのね




このミオリ様に」





え、なに?


このストーカー、まさかのお嬢さま系なの?






ミオリ「この私を知らないって顔してるわね




生意気なくせに芸能界には疎いのね




これじゃ和とはとてもじゃないけど釣り合わないわよ




まだまだだわっ、未熟ちゃん♪」





核心をつかれた気がして、また胸が痛む





ミオリ「まぁいいわ。



私、未熟ちゃんと争うほど弱い者いじめする気ないから♪




今度私が来るまでに調べておいたら?私のこと、











そして和のこと」





ミオリさん?は「またねぇ~♪」と言いながら立ち去った

















和「散々だったけど、


アイツが玄関でとどまったの、初めてだよ







ありがとう。」

























唯「・・・・・ぇ・・?」







頭が真っ白になって、ペタンと座りこんだ













































唯「・・・・・・・キ・・ス・・・・」














もうなにも考えられなくて、



ただ玄関で、触れられて熱くなった唇を指でおさえていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ