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千秋―side―

「日向君…。私と結衣ちゃんの話し…聞いたんだよね？」

日向君は、一度コクリと頷いた。

やっぱり…

「でも、高原が梶原のためにした事は知らない…」



……え？

私は、目を見開いた。

そこまでは、話してないんだ…。

少し安心した。