テキストサイズ

オレンジkiss

第22章 ★twenty-two

日向君は、目を見開いた。

驚くのも無理はない。

でも…事実だから。

これを受け入れてもらえないなら、私は、日向君の傍に居る資格はない!


「私ね、ドナーが居れば、生きられる可能性は十分にあるの!そのことを結衣ちゃんが知っちゃって…」

まただ…

手や声が震える。


視界がボヤける。

それでも、何も言わずに聞いてくれる日向君を見て、また、話し始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ