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オレンジkiss

第24章 ★twenty-four

私は、そっと、日向君を見た。

かすかな光だから、よく見えないけど…


私には、分かる。


日向君も同じ気持ちだって事。

私は、嬉しくて、握られた手に力を入れて、ギュッと握りかえした。


私は、お化け屋敷って事をすっかり忘れて、ずっと日向君を見ていた。


そのおかげで、苦手なお化け屋敷をのりきった!



お化け屋敷を出て、ケータイを見ると、ちぃちゃんからメールがきていた。

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