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オレンジkiss

第25章 ☆twenty-five

「…………ごめん。帰らなきゃ」

私は、俯いて、涙を流した。

「泣くなって!今度、2人で、ゆっくりデートしよ!な?」


日向君は、私の頭をポンポンっと叩きながら、言ってくれた。


「私に…今度なんて無いのに…」


私は、小さく呟いた。


「何か、言った?」

聞こえてないようで安心した。

「なんでもないよ!」

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