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オレンジkiss

第3章 ☆three

「梶原って、いつも教室いないけど、どこに居んの?」

「えっ…と。……図書室か保健室」

私は、日向君の顔が見れなくて、俯いていた。

「………どうした?」

私の異変に気づいた日向君は、私の顔を覗きこんできた。

「へぇ!?…な、何が?」

「顔、赤い…」

日向君は、心配そうに見つめてきた。

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