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オレンジkiss

第3章 ☆three

「あの………。お、男の子と手を繋いだりするの初めてで…」

言っているうちに、顔が熱くなっていくのが分かった。

「梶原の初めては、全部俺だから!」


私の顔は、ますます熱を帯びた。

何でそんな事、すらすら言えるの!?

「………ず…!」

「ず?」

「ズルい!……わ、私も日向君の初めてがほしい!!///」

私は、大きな声で叫ぶように言った。

でも、言ったあとで恥ずかしくなって、両手で口をおさえながら、俯いた。

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