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オレンジkiss

第30章 ☆二通目の手紙

会話が続かず、沈黙の空気が漂っていた。







「千秋が亡くなったって…本当?」

汐莉が口を開いた。

発せられた言葉の意味を理解するのに、時間がかかった。


「……………違う」

「千尋!」

汐莉は、声を震わせて叫んだ。

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