テキストサイズ

オレンジkiss

第32章 ☆そっくりさん

「初対面で図々しいと思いますが、少しだけお話、いいですか?」


さっきまで、奏さんの顔をマジマジ見ていた幹太君が口を開いた。


「少しなら!」

奏さんは、笑顔を保っていた。


――――――――――――――


私たちは、近くのベンチに座った。


幹太君と私は、まず自己紹介をした。


彼女は、"青城 奏"[あおき かなで]というらしい。


それから、幹太君は、奏さんにいくつかの質問をした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ