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オレンジkiss

第33章 ★おかえり

「……えっ」


今…千秋って言った?

その子は、奏でしょ?


千秋は、亡くなった…

奏は、お兄さんだっている。

2人は、全くの別人。


顔や仕草が似ていても…


そう思いこんでいた。


その思い込みは、キツく鎖で繋がれていた。


でも…今ので、鎖は音をたてて、とかれた。

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