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オレンジkiss

第37章 ★決行

あの声…


私がずっと、聞きたかった声だ!


大好きな声…


三年間、忘れた事なんて一度もない。


「じゃあ、私は帰るね!」


ちぃちゃんは、笑顔で手をふった。

「まっ…待ってよ!ちぃちゃん!!」


私は、ちぃちゃんの裾を掴んだ。

「…伊吹!…………と、梶原?」

その時…日向君と目があった。


日向君の隣には、幹太君が居た。

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