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オレンジkiss

第4章 ★four

「よく、言えました!てか、何か知りたい事あんの?」

幹太は、俺の頭をバシバシ叩きながら言った。

俺は、その手を叩いた。

「梶原って、いつも教室に居なくて、図書室か保健室に居るらしい…。何で?」

これは、ちょっと前から気になっていた事だ。

「あ〜…。それは、知ってるようで、知らん!!まぁ、本人に聞くのが早いと思う…」

幹太は、いつもと違う顔つきになった。

真剣な顔。

絶対、なんか知ってるんだろーな…

「………だよな!」

なんか…俺らしくないな…

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