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オレンジkiss

第40章 ☆彼の弱音

「隠すな!……見せてよ」

日向君は、私の手を掴んだ。

私の泣き顔を日向君に見られた…

その上、日向君の優しい笑みに、ドキッとして、顔が火照ってきた。


「私でいいの?……私、何もできないよ?日向君なら、他にもたくさん可愛い女の子が居るでしょ?」


私は、俯いた。

日向君は、私の顎をクイッと持ち上げた。

「千秋以上に、いい女がいるなら、見てみたいな!」


そう言った日向君は、真剣な顔をして、顔を近づけてきた。

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