テキストサイズ

オレンジkiss

第44章 ☆番外編2

「…えっ!?わ、悪かった!!謝るから…………泣くな」

幹太君は、急にオロオロしだした。


原因は、私が流した…涙だ。


正直、幹太君に言われるまで気づかなかった。


「………ごめんっ」


そう言った瞬間――。


一瞬、体が浮いた。


そして、自分のものとは違う香りに包まれた。



私――…幹太君に抱きしめられてる…?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ