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オレンジkiss

第6章 ★six

「ちぃちゃん、私の席どこ?」

私、ほとんど教室に来ないから、知らない間に、席替えしてるんだ…


「あそこだよ!」

ちぃちゃんが指差したのは、左から二列目の一番後ろ。

「隣…誰?」

私は、ちぃちゃんの裾を掴んだ。

ちぃちゃんは、私より背が高いから、自然と上目遣い…

「聞いて驚くな〜。左側が、日向!」

ちぃちゃんは、自慢気に言った。

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