テキストサイズ

オレンジkiss

第6章 ★six

私は、嬉しくて紙を持っていた手に力が入った。


日向君と目があった。

「ありがとう」

小さな声で言った。

日向君に届いたかな…?


キーンコーンカーンコーン♪

授業終了のチャイムと同時に、私の瞳に溜まった涙が溢れだした。

そして…頬を伝った。

楽しい時間って、すぐ終わっちゃうんだね…

――――――――――――――

荷物をまとめて、ちぃちゃんと帰った。

日向君も幹太君も部活があるらしい…

また、行きたいな…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ