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オレンジkiss

第6章 ★six

『明日も、教室来れんの?』

男の子らしい、お世辞にも綺麗とは言えない字で書かれていた。

明日も…


私は、少し考えて、紙に返事を書き、日向君の机においた。

『明日は、来れないんだ来れる時は、連絡するね!』

日向君は、一瞬、寂しそうな顔をした。

そして、再び私の机に紙をおいた。

『その時は、デートだから!早く、体調治せよ』

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