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オレンジkiss

第7章 ☆seven

「私…中学の時、千尋と千秋と仲が良くて…。それで、ある日、千秋に相談されたんです」

「何を…」

笹谷は、涙を溜めていた。


話が分からない…

梶原に、何が起こったんだ?

「知らないんですか……?」

俺は、一度コクリと頷いた。

「…じゃあ、言えません!でも、千秋…言ってました。"未来に繋がる約束は、絶対にしない"って……」

俺の頭の中は、ハテナだらけだった。

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