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オレンジkiss

第8章 ★eight


ガラッ――…

「失礼しま〜…す?」

保健室を開けた瞬間、綺麗な女子生徒が目にはいった。

「どーした〜?」

幹太も保健室を覗いた。

女子生徒は、俺らに気づいていないみたいだ。

ずっと、窓から見えるグラウンドを見ていた。

「あの人…"天然プリンセス"って噂の、梶原千秋じゃね?」

幹太は、そう言って、堂々と保健室に入っていった。

俺も、幹太の後をついていった。

さすがに、梶原?も気づいて、振り向いた。

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