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オレンジkiss

第11章 ☆eleven

「伊吹!」

不意に、ちぃちゃんの後ろから、声が聞こえた。

私とちぃちゃんは、一緒に声の主を確かめた。

「日向君「日向!」

私とちぃちゃんの声が重なった。

声の主は、日向君だった。

日向君は、凄い怖い顔をして、ちぃちゃんを睨んだ。

「ごめん、ごめん!…でも、日向!そんな顔してると、"愛しの千秋ちゃん"に嫌われるよ?」

ちぃちゃんは、ニヤニヤしながら言った。

しかも、何気とんでもない事をさらっと言ってるし!

「なっ……!!?///」

さすがの日向君も、動揺を隠せなかった。

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