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オレンジkiss

第11章 ☆eleven

「伊吹さん!そんなに、悠をからかったら可哀想だろ!女の子相手にヤキモチ妬くくらい、余裕ないんだから」

日向君の隣にいた幹太君が、日向君の左肩に手をのせて言った。

私には、少し理解できない内容だったけど…

なんとなく…幸せを感じた。

日向君は、急いで左肩にのせられた手をはらった。

「余計な事言わなくて、いーんだよ」

「悠〜!お前…いつから、そんなに冷たくなったんだ〜?」

幹太君は、ニヤニヤしながら、日向君を見つめた。

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