テキストサイズ

オレンジkiss

第13章 ☆thirteen

「ちぃちゃんには、話すよ…。でもあの人は、別!」

私は、日向を指差した。

「はぁ!?何で俺だけ…」

彼は、かなり驚いていた。

「千秋は、"未来に繋がる約束は絶対にしない"!!付き合うって言うのも、未来に繋がる約束みたいなものよ!」

彼は、真剣な瞳をしていた。

軽い気持ち…ってわけじゃないみたい。

「それはつまり、千秋が隠してでもしたかった約束。それを…アナタは、聞くの?」

彼は、悩みだした。

これは、私からの挑戦状。


別に、受け取ってくれなくてもいい。

ただし、それだけの男だったと認識するだけ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ