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オレンジkiss

第13章 ☆thirteen

結衣―side―

私は、千秋に叩かれた左頬を抑えながら、遠ざかる千秋を見つめた。

「結衣!お前、何でここに来たの?」

幹太が、心配そうに私を見つめながら、訊ねた。

「千秋が心配だったんだもん!!幹太だって、知ってるでしょ?私が……どれだけ、千秋を大切に思ってるかっ!!」

幹太は、ゆっくり頷いた。


「ねぇ!もういいんじゃない?日向にも話そうよ…。そんで、私たちに聞かせてよ。アナタたちの過去を…」

千秋の友達が口を開いた。

確か………。



ちぃちゃん…だっけ?

千秋の話によくでてた。

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