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甘いキスを永遠に

第6章 初デート

観覧車で夜景を観ながら、元哉は私の手を握り微笑んだ。


「麻実ちゃん、楽しかった?」


「うん、すっごく楽しかった。元哉ありがとう」


「俺も麻実ちゃんと1日一緒にいれて嬉しかった」


元哉は優しい笑みを私に向けた。


「元哉…」


「麻実…マジで惚れてる」


元哉の瞳が何時になく真剣で、こっちまでマジになりそう。


元哉の手が私の頬にそっと触れた。


元哉の端正な甘い顔が少しずつ迫ってくる。


私はとうとう目を閉じた。


元哉は甘く甘く唇を寄せた。


私の鼓動は急速に高鳴った。


ダメダメ。本気になっちゃダメ!


そう思いながら元哉のキスに酔いしれた。


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