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甘いキスを永遠に

第8章 もう少しだけ

「ごっごめんね。仕事中に…じゃ」


私は静香の袖を引っ張り、店を出ようした。


元哉の横を通り過ぎようとした時だ。


私の腕を掴み耳元で、


「会いに来てくれて嬉しいよ」


と囁いた。


私の胸はうるさくなり、赤くなる前に店を出た。


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