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甘いキスを永遠に

第8章 もう少しだけ

「麻実ちゃん、ただいま!」


元哉が仕事を終え帰宅した。


「おかえりー」


私は夕食を作って待っていた。


「麻実ちゃん、今日、超嬉しかった」


後ろからぎゅっと抱き締められた。


「ごめんね、静香がどうしてもって言うから…」


「全然、いいよ。
それより今日は嬉しかったから、後でイイ事してあげる」


「イイ事?」


「そっ、風呂上がりだな。
それより腹減った」


風呂上がりにイイ事って…


いつもしてるし…


なんて変な想像しながら、元哉に夕食を出した。


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