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第5章 誘那と哲哉



「哲くん、なんかふらふらする…」

「ベッドいっときな?水
持っていってあげるから。」

ぎゅぅっっっ

「誘那?」

「行かないで?ゆぅなの側から
離れちゃ嫌っ………」

「すぐ持っていってあげるから、
横になってて?また倒れるよ?」

「ん、うん……。」

先生は水を取りに行って持って
来てくれた。

「ん?誘那もしかしてこれ、
飲んだ?」

「へ?あっ、ジュースだと思ったから
飲んじゃった。飲んじゃダメだった?」

「ってこれお酒。」

「あっ………ごめんなさい。」

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