とらいあんぐる
第2章 バス停
「先輩のとこ、...行かないで。
俺じゃダメ?そりゃー先輩みたいに
かっこよくないし出来る男じゃない。
けど、遥の事ずっと見てきた俺なら
遥を世界一幸せにできる。」
「こっ....こぅま......グスッ」
嬉しくてつい、涙が出る。
嵩磨にこんな事言われるなんて
考えてもなかった。
「え、あっ遥ごめん嫌だった?」
「ううん。嫌じゃなかった。グスッ
あたしも.....嵩磨が好き。」
「えっ」
「え?」
「俺のことただの友達かと思ってた。」
「それはあたしのセリフっっ。」
「遥?俺、遥を世界一幸せにするから
どんな遥も俺だけに見せて。」
「ぅん.......。恥ずかしすぎるっっ!」
「キスしていい?」
「えっっちょっ、」
ちゅっ
嵩磨は遥を抱きしめたままキスをした。
「やっと遥が俺のもの❤」
「もぉぉーっ!いきなりキス
するなんてっっ。」
「我慢出来なかったんだから
しょうがないじゃん笑」
「じゃあ嵩磨、帰ろっか?」
遥は嵩磨に手を差し出す
「遥ちょ、俺汗かいてる....」
ぎゅっと遥は嵩磨の手を握った。
「いーの!!!」