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ふたりのカタチ

第14章 会いたくて

あやねえからキスをすることだって今までだってあったけど、今日はそれまでのとは全く違っている

「どうし…たの…?」

唇を無理やり離してようやく聞くと
あやねえは途切れる息で「どうしたのかわからない」と呟いた

困ったような目が潤んでいて
オレをそそる…

「今日は…お任せして、いいのかな?」
いじわるな感じで言ってみた

答えることも出来ない様子で
オレにすがりついてくる

「かず…」
オレの名前を呼びながら右手が背中から
腰にまとわりつく

ジーンズのボタンに右手が触れる頃には
オレは…もう…

跳ね返ってくるような弾力を
楽しむように
あやねえの指がオレを包む

動かされる度にたまらなくて
オレも自分で知らなかったくらいの
声が出てしまう
その声でまた
あやねえを高まらせてしまう
もちろんオレもだ…


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