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ふたりのカタチ

第14章 会いたくて

翌朝は二人まったりとした時間を過ごし
昼頃に起きた

「あやのサン、起きる?」
「そうだね(笑)こんな時間だね」
「オレ…さすがに腹へった(笑)頑張ったから
ねー」
「ばか///」

二人で笑いながらリビングへ向かう

「そういえば…あやのサン…」
「ん?なぁに?」

食べ終わってから小さな袋をあやねえに手渡す

「何?これ…?」
「あげる」

何?何?と言いながら袋を開けると
あやねえの顔が段々変わり
目がまん丸になった

「どうしたの?」
「誕生日でしょ?オレら…」
「え!?一緒…なの?」
「子供の頃一緒に誕生会してたじゃん。覚えてない?」
「そうだっけ…」
「うん♪貸して。つけたげる」

そう言って小箱の中のネックレスを
あやねえにつける

「ありがとう♪イニシャル入ってるんだ?えっと…K?かずのKなんだね♪」

あやねえは嬉しそうにイニシャル部分をずっと触っている

「でも、ちょっと女子には重い…?」
「そうだね、実はさ、オレ用にも買ってさ…///」

オレは自分用にAが彫られたネックレスを
もう1つの小箱から取りだした

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